小山晃法律事務所ブログ

2014.11.27更新

 以前,交通事故によって、同乗していたペットである犬や猫が負傷したり、死亡した場合、財産的損害に対する損害賠償のほかに、慰謝料を請求することができる、とする名古屋高等裁判所の裁判例を、紹介したことがありました。
そして、その裁判例は、136,000円の治療費等のほかに、飼い主夫婦に各20万円の慰謝料を認めました。
 
 「近時、犬などの愛玩動物は、飼い主との間の交流を通じて、家族の一員であるかのような、飼い主にとってかけがえのない存在になっていることが少なくない。このような事態は、広く世上に知られているところでもある。」と判示しています。
 ところで、我が家にも、昨年7月トイ・プードルの雌犬(当時5歳)がやってきました。色は、アプリコットといわれる色です。
 家の中で飼っていますが、毛が抜けることもなく、臭いもほとんど、いや全くないくらいです。それにトイレの躾もうまくいき、頭も非常に良いときています。当然家族の人気者であり、まさに家族の一員となっています。そして家族とのコミュニケーションもうまくとれていて、こちらが笑うと彼女も笑いますし(笑うように見えます)、話しかけると、彼女も鳴き声とは違う声を出して話すときがあります(話すように聞こえます)。彼女は、家族それぞれの気持ちを受け入れてくれる感じがしますし、彼女には癒やされる思いがします。従って、彼女は家族の特別な愛情の対象です。
 ペットは、家族にとっては、かけがえのない特別な存在ですので、もしペットである犬や猫が交通事故の被害に遭ったときには、当然慰藉の措置が講じられるべきであるとの考えを強くしています。
 その意味で、実に名古屋高等裁判所の判決は妥当なものだと考えます。
  

投稿者: 小山晃法律事務所

2014.11.11更新

 交通事故で、自車は停まっていたのだから、過失はないという主張が行われることがよくあります。
 自車は動いていなかったのだから、事故の発生に関与していないということかと思われます。
  例えば、交差点で信号待ちで停止しているときに、追突されたという場合は、被害者に過失はありません。
  しかし、狭い道路を車両が対向する場合、自車は停まっており、相手車が動いて自車に接触してきた場合は、
 過失がないと言えるでしょうか。原則は、過失なしと言えるでしょう。
  しかし、対向できる広さのところを自車が停まらず、通り過ぎたため、あえて狭いところで
 対向せざるを得なくなった場合、相手車が動いてたから、全面的に悪いと言えるでしょうか。停止車にも、対向できる地点で      
 停止して対向すべき注意義務があり、それを怠ったと言えるのではないでしょうか。
  また、衝突するほんのわずか前に停止したという場合もあります。いわゆる直前停止と言われる場合です。
 直前まで来て、停止したといっても、衝突地点に近付いたことによって衝突が起きたと言える場合には、直前に停止したからと
 といって、事故発生について過失は免れません。

投稿者: 小山晃法律事務所

2014.11.01更新

 最近のニュースで見た見出しです。
 これは、自動車保険の特約の一つに「弁護士費用特約」というのがあって、被害事故について弁護士費用を立て替えてくれる特約の利用者が増えたこと、被害者の権利意識の高揚と相まって、軽微な物損事故でも弁護士に依頼して損害賠償請求を訴訟上行う事例が増加していることによります。
 簡易裁判所での通常の審理は、訴状、答弁書、準備書面の提出によって、原告の請求と原被告双方の各主張を行い、争点が例えば、事故態様、過失割合、損害額等が明らかになった段階で、あるいは明らかにする過程で、原被告双方が「陳述書」という書面を提出し、裁判所がそれらを踏まえて和解案を示し、それに原告被告双方が同意すれば、裁判上の和解が成立して、訴訟は終了します。
 裁判所の和解案に同意しなければ、証拠調(当事者尋問、証人尋問)へと進み、再度裁判所が和解案を出して和解を試み、それでも和解不成立だと、判決を裁判所が言い渡すことになります。
 ここに「陳述書」とは、当事者または証人が、事故に至る経緯、事故の発生状況、事故後の事情等を自分の記憶に基づいて再現し、日記調にまとめたもので、証拠の一つになります。

 簡易裁判所の民事交通事故訴訟は、和解によって終了する場合が多いと言えますが、中には判決まで行って終了する場合もあります。  

投稿者: 小山晃法律事務所

交通事故問題に関することはお気軽にご相談くださいお話しいただくことで大枠の見通しを立てられることもございます

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