小山晃法律事務所ブログ

2014.08.31更新

 症状固定とは、なんでしょうか。
 
 
 症状固定とは、治療を続けてもこれ以上症状の改善が望めない状態のことをいいます。
 
 
 実務上は,症状固定日までが相当な治療期間であり,症状固定日までの治療費は事故と相当因果関係のある損害と認められ,症状固定日後に支出した治療費は,原則として損害とは認められません。従って,加害者が自動車保険(これは、賠償責任保険です)に加入しておれば,被害者は症状固定日までは,自動車保険による治療を受けられますが、症状固定日後は,自動車保険による治療を受けられなくなります。
 また状固定前は,休業損害,症状固定後は後遺障害による逸失利益として算定されます。
 
 従って,症状固定日がいつになるかは,非常に重要な事実なのです。
 症状固定日がいつになるかは,基本的には,被害者の治療経過を診ている主治医の医学的判断によるということになります。
 ただ,悩ましいのは,被害者は症状が優れないとさらなる効果を期待して自動車保険による治療を望むこともあるし,また主治医も自動車保険による保険金収入を期待して同じような治療を継続することがありうるということです。そこに加害者の自動車保険会社が治療の打ち切りに干渉してくる契機があります。
 先日、被害者の代理人として,大手保険会社に受任通知書(弁護士が被害者の代理人となったことを知らせる文書)を出したところ,大手保険会社の担当者から,「弁護士が被害者の代理人として介入した場合には,一律その時点を保険による治療を打ち切ります。」と言われたことがありました。その時点で,症状固定時期が来たとは担当者は明言しませんでしたが,そういうことなのでしょう。
 
 本来,症状固定時期と弁護士の介入は,全く関係のないことです。
 
 その後、大手損保会社の担当者から,「先日の保険による治療打ち切りは撤回します。」との連絡が入りました。
  

投稿者: 小山晃法律事務所

2014.08.20更新

 海外でよく見かける信号機のない円形の交差点(「ラウンドアバウト」)の話が、朝日新聞の8月18日夕刊に載っていました。
 
 
 9月施行の改正道路交通法で新たに「環状交差点」と名付け、標識と通行ルールを定めたということです。
 
 例えば、二本の道路が交差する場合、信号機を設置して各道路を通行する車が信号によって交互に走るのが通常の交差点です。
  ところが、円形交差点では、信号機を設置せず、交差点のスペースを、中心を花壇などにしてその周りを円形の道路(環状道)にする。そして、交差点に入る車は、徐行で環状道に入り、時計回りに徐行で環状道を通って左折、直進、右折、ユターンというように方向を選択する、環状道の通行がそこにつながる道路(枝道)に優先するルールになっています。
  この交差点のメリットは、出会い頭の事故が置きにくい、環状道ではスピードが出せないので、重大事故が減る、信号待ちの時間が
なくなるというものです。
  一方、デメリットは、環状道を作るのに新たに土地が必要になる場合がある、交通量の多い交差点では、逆に渋滞を生む、馴染みが薄い、というものです。
 
 
 
 デメリットが問題にならないところで、この交差点が利用できれば、出会い頭事故が減るので、交通事故数の減少に大いに役立つのではないかと思います。

投稿者: 小山晃法律事務所

交通事故問題に関することはお気軽にご相談くださいお話しいただくことで大枠の見通しを立てられることもございます

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