コラム

2016.07.26更新

1、現場での具体的対応
交通事故発生について責任の有無にかかわらず、運転者その他の乗務員の緊急措置義務が、道路交通法72条1項に定められています。

①まず、運転停止及び状況確認義務です(「直ちに」)。

②次に負傷者の救護措置義務です(「直ちに」)。
これを怠ると、救護義務違反(ひき逃げ)となり、厳しく処罰されます。
運転者等は、自ら被害者を医師の治療を受けうる状態に置くかあるいは救急車到着まで被害者に付き添う等していなければならず、決して他人任せにしてはいけません。
運転者が被害者の様子を見て、傷が軽いから救護の必要は無いとして、その場を立ち去ってしまうと、救護義務違反となります(最判昭和45年4月10日)。
また、決して傍観者であってはならないのです。

③さらに道路における危険防止措置義務(「直ちに」)です。
引き続いて交通事故が起こらないように、事故車両や積荷等が道路上に放置されているときは、速やかに他の場所に移動する、片付ける、負傷者を路外の安全な場所に移動させる事が必要です。
油もれがあり、道路上に流れているときは、付近にある砂等をまくことも必要です。

④警察署への事故報告義務(「直ちに」)です。
(ア)事故が発生した日時及び場所
(イ)死傷者の数及び負傷者の負傷の程度
(ウ)損壊した物及び損壊の程度
(エ)事故車両の積載物
(オ)その事故について講じた措置
を報告することが必要です。  


2、保険会社への連絡
保険会社への連絡が遅くなりますと、保険金が支払われなくなる場合もありますので、注意してください。


3、現場での証拠の収集と保全
(ア)事故状況の記録を記録することー写真を撮る、図面に書くなど
何を記録するかと言えば、次のような事項が考えられます。 
・衝突地点、車両等の衝突箇所や程度
・被害者の転倒地点や車両の停止位置
・スリップ痕や血痕の位置、形状
・積荷の散乱状況
・事故発生の時刻、天候、道路幅、路面の状態
・交通量等の道路状況、交通規制の有無問題

(イ)相手方の氏名、住所、連絡先、車のナンバーを確認してメモする、写真に撮る。                        
目撃者の住所、氏名、連絡先を確認してメモする。
相手方、目撃者の供述をメモする。

(ウ)信号の色が争われるような事故の場合は、事故に至る経過を動画で記録するドライブレコーダーが大変有用です。

投稿者: 小山晃法律事務所

交通事故問題に関することはお気軽にご相談くださいお話しいただくことで大枠の見通しを立てられることもございます

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